降雪
[戯言][季節][雪]
天気予報では「...のち雪」となっていた。空も雲が張り、時間とともに段々と鈍よりとしてきた。どのくらいの量が降るのか分からないが“雪が降る”というだけで(それを望まない人もいるが)僕の場合少しワクワクするという幼稚さが沸いてしまう。そんな中、ダチ、ダチ、という音が聞こえ窓を開けると、なんともこれが雨ではないか。一瞬ガッカリとしたがその冬特有の寒さに「これは雪に変わるなと・・・」と些か根拠のない自信を持ちそれをまるで自己暗示のするかのよう雪が降る事に大いに期待し胸を弾ませた。そのうち日が落ちかけ、辺りも薄暗くなったころ、作業をし小便をしに椅子から立ったときである。あたりがシーンとしているに気づき、次の瞬間、降雪の気配を感じたか感じないかの間に僕はもう窓開けていた。
その降る様子からどうやら “にわか雪”ではない。この地域にしては本降りにようにも感じた。
それでも天気予報を確認したところこの雪は夜の10時くらいには止んでしまうという。
・・・という矢先にもう止んでしまっている。午後6時30分の事である。


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