正月事始めの事始めな話
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明日13日は正月事始めである。または煤払い(ススハライ)といい松迎えとも言う。随分と昔は例えば門松や松飾に使う松やお雑煮やらの煮炊きに使う薪を山に取りに行くという行動様式(習し)があったという。和暦のひとつ、江戸時代の中期頃(徳川綱吉/貞享2年/1684年?)までに使われていたという長慶宣明暦(チョウケイセンミョウレキ)において12月13日の二十八宿(ニジュウハッシュク)もしくは二十八舎(ニジュウハッシャ)では南方朱雀の“鬼”を指している。それでもってこの「鬼の日」の吉区では婚礼意外の行い全てが“吉”とされていた事から正月の歳神様を迎えるのに良いとして、12月13日が「正月事始め」となったという。因みに「長慶宣明暦」という旧暦上の習わしとして成立するのだが、新暦になりそれは同期しないのだが、それはそのまま「12月13日は正月事始め」のままとなり今に至っている。
神社やお寺では「煤払い」などが行われ、その様子はテレビニュースなどで伝えられる。僕の家はそのような所ではないが薪ストーブのため煤などが知らぬ間に天井や鴨居などに溜まる。それなものだからこの日は長い柄の箒を使いそんな行いを真似て煤払いをする。
そんな事を思っていた時、「・・・忘れないうちに」と大晦日から正月に使う器をひとつ出してきた。家では唯一の漆器で酒器。何年も前に値引きセールで購入したがそれでも結構イイ値段はした“片口”である。大してお酒も呑まないのだがおそらくこの漆黒と朱の塩梅が気に入り買ったのだと思う。
通常の屠蘇器なんかはやはり僕なんかにとってはとても高価ゆえ手にする事は出来ずで、“真似事”にてこれでお屠蘇(薬酒)を毎年頂いているというこんな始末である。こんな事を他人に話すような事でもなかろうにと思うのだが何だが最近は陶器より漆器に少しばかり関心があるというか興味を誘うというか・・・そんなものだからあえて話題にしてみたというところが本心であろう。それでも元々陶器に強い関心があったというわけではないのだが・・・・。
少しばかり話と写真が地味になってしまったが、今日は満月ときたもんだで明るいではないか。
丁度に雲が差しかかり、幻影にも似た光景をみる事ができた。
咄嗟の事で三脚を立てる暇がなくブレてしまった・・・・。風が強かったので思いのほか雲は早くに過ぎてしまった。


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