書籍・雑誌

2009年7月26日 (日)

飯島一雄 昆虫コレクション

前々から観れる事をまだかまだかと密かに楽しみにしていた。
土曜となり初日、エンマムシの研究で知られる北大の大原先生の記念講演会もある事から、
その時間と合わせて午後より博物館に出かける。

釧路市立博物館 - 飯島一雄 昆虫コレクション展

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僕などは採集したり、このような形でコレクションなど一切しない。
恣意と言えば、もっぱら写真に取る位と後は蟲の辞典などを開げて、
どんな名前の蟲だろうなどと勝手にやって勝手終わるという程度である。

辞典といば、欲しいのが一冊あるのだが、
本業ではないので、見つけてから二年を過ぎるのに経済的な問題から未だに手がでない。(笑)

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木野田 君公(著)「札幌の昆虫」北海道大学出版

札幌となっているが、ド素人判断だが・・・比較的こちらの道東の方でも通用する内容となっていると思ったのと、何よりも見やすく、いちいち分かりやすい説明が付けられていて、
僕にはそれがとても良い。

さて、展示されている飯島さんのコレクションにひとり感動しつつも、
講演の時間となったので、講演会場に足を運ぶ。

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正直、その雰囲気に場違いな感じもしたが、
そうそうこんな機会もないだろう・・・と思いそれでも少し緊張し、席についた。
一時間半ばかりの講演で、普段の僕の日常には全く関わりのないジャンルの話で、
思った以上に有意義な時間を過ごせ、失礼ながらも良い気分転換となった。
そんな面白い話に、途中途中で生意気にもメモを取ってしまった。

・・・活かす事もできなかろうに。(笑)

2009年5月14日 (木)

本居宣長のみた飛鳥

古代・飛鳥時代の舞台ともなり、
現在でも数多くの宮跡や社寺跡や古墳などがある。
その歴史的風土と文化財の保存の活動を行っている、
遺跡財団法人 飛鳥保存財団」。

季刊(年4回)として発行している、「季刊 明日香風 (定価400円)」というのがあり、
今季の第110号の特集記事が「本居宣長のみた飛鳥」というものであった。
大学生という立場上、学識(研究)として、
また、“人”として宣長さんに関心を持っているため、
問い合わせの末、早速に取り寄せた。
手際が悪いのか、手に入れる方法を知らないだけなのか、
本居宣長に関する論文が読みたくてもなかなか手に入らない。

「お話」も聞きたいけど・・・・

それらしき学会に入るにも誰かの紹介が必要だし、

そこへこういうものは非常にありがたい。
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 ( 「遠いところより、ご苦労様」 )

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 (本体・表紙 ちなみに表紙題字はバクザン先生こと 榊 莫山)

もくじ
特集「本居宣長のみた飛鳥」

・絵画「飛鳥の景・平城に飛ぶ」・・・・・・鳥頭尾 精
・本居宣長の歩いた飛鳥・・・・・・・・・・・京都教育大学 名誉教授 和田 萃
・宣長の見た酒船石・・・・・・・・・・・・・・・京都橘大学 名誉教授 猪熊兼勝
・飛鳥百景「聖・性の谷間」・・・・・・・・・・飛鳥藍染館館長 渡辺誠弥
・本居宣長「管笠日記」の大和三山・・奈良大学 教授 上野誠
・飛鳥の道標「橘寺西の石碑」・・・・・・・京都橘大学 名誉教授 猪熊兼勝
・本居宣長と飛鳥の王陵・・・・・・明日香村教育委員会文化財課 技師 西光慎治

※以降の画像は念のためボカシてあります。
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(4頁)

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(18頁)

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(5頁)

万城目 学 著鹿男あをによし」を読んで以来、
実のところ古墳や遺跡などもじっくり観て歩きたいと思っている。
その時は今回のこの「季刊 明日香風 」もガイドブック的役割として、是非とも持参したい。そして、その時この本居宣長を巡る内容も「実感」へと導くだろうと思う。

(奈良なんて修学旅行で行った切りだし、その時何がどうだとかさっぱり記憶にない。(笑) )

2009年4月20日 (月)

穀雨

百穀を潤す春雨の意を指す、今日から二十四節気のひとつの「穀雨」に入る。
暦でどおりに行けば八十八夜はまだちょっと先だが、
既にどこかで茶摘を終えたところもあり、
さらに茶の競り(セリ)が始まったのだとの話も聞いた。
秋の雨より春の雨は穏やかな優しい温度で、そんな事でもあろう穀物が健やかに生育をするというのが、穀雨の時期なのかもしれない。

穀雨 - Wikipedia

そんな穀雨に入った今日の午前。
やっとのこと(*1)で注文する事ができた本、「身体としての書物」が届いた。

(*1)やっとのこと
2009年4月14日
2009年4月17日

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都会では何の事なく手に入れる事ができるが、
昨年に立ち上がったばかりの出版会のため、
様々な事情により、こちらではそんな事でも少しばかりの労力が必要だ・・・・必要だった。(笑)

「身体としての書物」を入手すべく、出版元である「東京外国語大学出版会」に問い合わせとその理由をe-mailで送信したところ、事務員さんの回答が来た後日、編集長さん直々に再び回答が来、「お詫びと御礼として。」と題したその本文内容は、出版会の運営に関しの熱意を感じさせる内容であり、これが何某かの「お手紙」であるのならば、私個人として受け取る「手紙」では久しぶりに感動的なものであった。

そんな後日談もあり、手元に届くまでに様々な私的エピソードが関わった「身体としての書物」という書物。
僕にとって百穀を潤す春雨となれば、それはそこはかとなく嬉しい事だ。

2009年4月17日 (金)

一冊の本をめぐって -入手手続き

欲しい本を買いに・・・
と、そんないつも行く本屋さんには大抵その本は置いていない。
だからAmazon.comで買う。
時として格安な値段で手に入る事もあるので、尚更に一番いい。

そんでもって、「ない ! ない !」と記した、「身体としての書物」。
Amazonにはなかったし、もちろんいつも行く本屋にもなかった。
この本をブログで紹介してくださった三上先生からコメントが入り、

東京外国語大学出版会そのものが立ち上がったばかりで販路も確立していないみたいですね。直接注文しかないかな。

・・・・とのことで、
まずはもう一度“いつも行く本屋さん”へ行き、店員さんに口頭で注文した。
ところが、「こことは取引していないのでお取り寄せは出来ません」と断られてしまった。
そんなバカな話があるか・・・どれだけ面倒なねw とブツブツ文句をタレながら自宅へ帰り、それで個人売は無理かとは思ったが、
ダメモトでその出版元である「東京外国語大学出版会」にe-mailで問い合わせをしてみた。
そしてその返事は予想通り、「個人への直接な販売はしていない」とのことだった。
しかし、その後があり、「ジュンク堂かAmazonで買ってくれ」とリンクが張られていた。
Amazonは前日、前々日と確認済みで、取り扱っている様子がないと思っていたが・・・・
「ん? もしかして・・・」とサイトへ飛び、検索をかけてみると・・・
なんとあったではないか ! しかも在庫が一点。
ジュンク堂の方は、新規メンバー登録がしなくてはいけないので・・面倒い (笑)
・・・と、いう事で、誰かに買われないうちにと、早速Amazonの方で購入した。

Amazon.co.jp -  「身体として書物」
僕が買ったので在庫切れですが、中古でも良いなら一点出品されているようです。
( 二〇〇九年 四月 十七日 現 )

一冊の本をめぐり、そんな「出来事」でした。

2009年4月14日 (火)

まずはお前自身の『身体』と向き合え

僕のブックマークのひとつである、「三上のブログ」。
其の中の2009年4月12日の記事で「書物の翳を愛でる同志として…」と題し紹介されていた、今福龍太 著・「身体としての書物」という本。

今福龍太 - Wikipedia

「書物論」などというこれまで触れたこともなかった分野だが、三上先生のこの記事で僕はすっかり気になってしまった。それでもニュアンスからすれば何年か前に岩波ジュニア新書の犬養道子 著「本 起源と役割をさぐるというのを読んだことだけはあった。

今、僕自身は「本居宣長」を課題としてあれこれマイペース(?)で取り組んでいるのだが、その課題から一見して射程範囲外にも思われる。僕は頭が悪いですから、なるべくなら「本居宣長」そのものから脱線したくないと考えている。しかし「書物」と言った場合、やはり宣長さんのやってこられた事も「書物」というキーワードとして考えたら僕の思う射程範囲“外”でもない。
実際、どのような内容かは読んでみないと当然にわからない事だが・・・
そんな事を2日くらい思いつつ、本屋さんやら、Amazon.comやらを探した。
しかし・・・ ない ! みつからない !
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◆今福龍太『身体としての書物』東京外国語大学出版会、2009。四六版フランス装、320ページ◆

絶賛発売中!  注文・購入は全国の書店にて。

・・・・と、2009年3月31日にすでに販売となっているのだが、
もしかして、店頭で「注文」というカタチを採らなくてはならないのかな?・・・と、今思った。(笑)

という事は・・・今福龍太 著・「身体として書物」は僕自身が“注文し、手に入れる”という駆動のともに、その身体運動をもってすでにその問題や課題を受諾する事が始まっているのか、・・・「まずはお前自身の『身体』と向き合え」と。

2008年12月26日 (金)

今年最後にして「創世」なり

[戯言][本][意気]

注文していた今年最後の本の二便分のうち、第一便分が届いた。
小学館が創立85周年記念として出版した「全集 日本の歴史 (全十六巻)」の第一巻『列島創世記-旧石器・縄文・弥生・古墳時代』である。たしか今年の夏ぐらいかに書店で一際静寂な装丁が目に留まり思わず手に取り、そしてページを捲った。義務教育の時期に習った「歴史」は特別にズバ抜けて成績が良かった訳ではないし些かこの感性に疑いもあるのだが、立ち読みにて遠慮しながらもさらっと読んだところ、“これはよく出来ている歴史本だ”というのが分かった。そして少し興奮をした事を覚えている。後でこの本(シリーズ)に関しての書評もしくはレビューなんかをみたところその大体が高評価を謳っていた。日常、雑誌は含まずとして本は大体4~5冊抱え読みしているのが事実。そして自分なりに半ば順を付け買って読んでいる。そんなことでこの本を早く読みたかったのだが中々においそれといかず手に入れる事が約半年の経過の今日(こんにち)になってしまった。(後、全巻は読み揃える)
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今年も色々と読んできたが、年の終わりにして結局「列島創世記」という“始まり”に返り、そして僕の中の一つのテーマの締めくくりを告げ、新年度の新たな課題の始まりとして潔く、非常にタイミングが良かったのではないだろうかと思う。
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年中、今の日本のあり方を観、人の態度にしろ政治の態度にしろいよいよを持って「こんなところ出てってやる」とヨーロッパへの憧れも強くなったが、かつての・・明治以前の江戸まで日本の文化の在り方(それを現在にまで“伝承文化”として引き継ぐ人や風習そのもの)を知ったときに「この事柄なら信用できる」と僕自身その観点が大きく変貌し、一日本人としての“所在”があるのなら、探訪者の如くそれを文化人類学的にしっかりと知る必要があるのではないかと一つ結論付けた。抱く問(とい)に関してはまだまだ薄いが、手がかりとなる語(キーワード)はある程度に纏まってはいる。多かれ少なかれ不安もあるし、もしかすると明日死ぬかもしられない・・・。が、図々しくも来年早々が楽しみでしようがない。意気揚々。

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